COACHの戯言Blogです。
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今は、自分がつらい時だから、つらい誰かに手を差し伸べる時なのかもしれない。
部下の自殺を食い止めた上司からのねぎらいの言葉
米Yahoo!社に勤めるティム・サンダースは統率力に長けた指導者で、かつてはソリューション部門の責任者でもあった。サンダースは彼の部下全員に対し、彼らの下で働く従業員や協力者に自分たちの感謝の気持ちを伝えるようにしていた。
彼は、スタッフ一人一人に話しかけ、彼らの仕事ぶりに前向きな意見を述べ、彼らの努力に対する感謝を伝えることを怠らなかった。ある日のこと、サンダースは一人の従業員に対し、彼が一緒に働いてくれることがいかにサンダースにとって嬉しいことなのか、を伝えた。
ある日、サンダースはその従業員が束ねるチームを訪問した。数日後、その男性がサンダースの所に現れ、サンダースに「X-Box一式」という高価な贈り物を渡し、衝撃的な話をした。なんとこの従業員は、自分が自殺する時に使おうと考えていた回転式の拳銃を質に入れ、X-Boxを買ったのだという。
彼は、彼のボスであるサンダースがかけてくれた2、3の激励の言葉を聞き、生き続けること、そして精神科などの専門家に相談することを心に決めたのだ。ちょっとした暖かい言葉が絶望の淵から彼を救い出したといえるだろう。"人はただ、人を求めるときがある"サンダースはそう語った。