
太平洋戦争終戦前後の様々な出来事、エピソードが続々と取り上げられているこの頃ですが、ほんと考えさせられることも多い。
かの国は、なぜ日本を焼き尽くしたのか?
その理由についてを取り上げている番組を見たが、涙が出た。
なぜなら、その理由は、かの国の「当時の空軍があくまでも陸軍、海軍の下部組織であったため、空軍として独立させるための実績作り」だったこと。
かの国の軍組織では、当時のB29爆撃機の取り合いをしていた。
そこで、空軍として「戦争における実績を作るために
精密爆撃によって軍施設(軍需工場など)を爆撃すること」を当初の目標としていた。
にもかかわらず、B29による高度1万メートルからの精密爆撃は、軍需施設爆撃に対して実際2%程度の実績しか上げられない。
そのままではB29を陸軍、海軍に横取りされてしまうため、焼夷弾による絨毯爆撃(無差別)に切り替え、実績を上げる戦術に変えた。
無差別攻撃は「国際法違反」です。
日本も中国重慶爆撃において無差別爆撃を行っているのも事実です。
実績を上げたいがために、国際法で許されていないことを作戦として立案して実行させるのは、無慈悲であり人道に反する。
こう言ったことがあったのを、ちょっとだけ、知っておいてほしい。
実績を上げたいがために手を染めることでは無い。