
ギターのチューニングを行う場合、今では高性能なチューナーがあるのでそう苦労することもないのですが、一昔前は
「音叉(440Hz)5弦・5フレットのハーモニクス」を基準として合わせました。
なのでね~弦を換えたばっかりとかは、弦の伸びを考慮して前日に張り替えたり、ライブ中にもチューニングしたりしてたわけです。
さて、
440Hzは、基準の周波数であって、ギターの場合には
5弦のAを基準で他の弦を合わせていくのですが、この
440Hzに意味があったりします。
実は、この440Hzとは人間にとって耳障りな周波数と言うことなんです。
(『ジョンレノンを殺した凶気の調律A=440Hz』なんて本もあります)
逆に言えば、耳障りであるため注意を促すので「時報」などに使われていたりします。
じゃぁ「そこまで悪者なのか?」というと全然そうじゃない(笑)
音楽(まぁ、ハーモニー)を奏でるための
音階には
「平均律」と「純正律」があります。現代では
「平均律」が代表的な音階なのだそうです。
ただし、平均律では「和音(コード)」を奏でた場合、「ゆがみ」や「うねり」が生じます。
(わわわぁ~んって聴こえます)
平均律では、きれいなハーモニーが奏でられないんですよねぇ~(T-T)
現代音楽の99%以上が平均律で奏でられているために、常にゆがみ、うねりの音波にさらされているんです。
では
「純正律」についてなんですが、純正律は
「癒やしの音階」と言われています。
純正律でチューニングをすると、先日記事にした
「ソルフェジオ周波数」が含まれてくるんです。
G(ソ)の音・・・396Hz
C(ド)の音・・・528Hz純正律で奏でているの代表的なアーティストは、かの『エンヤ』!(確かに癒やしだわ!)
で、お話を
440Hzに戻すと、純正律でチューニングする場合の基準が
A=440Hzなんです。

純正律で奏でられた音楽って、驚くほどに綺麗です!
平均律とは「1オクターヴを12等分した音律」なので、周波数に小数点以下が出ますので、そりゃ和音にしたときにひずみますわな…
純正律は小数点以下がありません(#除く)
なんで、現代音楽は平均律なんでしょうね~(T-T)
人間の体は、60%が水分ですから、その水の部分がひずんだ周波数にさらされているって事になるんですよね(T-T)
ほんと、平均律の音楽だらけでは、世界は不調になりそう…(T-T)
COMMENT