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司令官と参謀

軍事行動に例を挙げた場合、司令部には命令を発する司令官と、助言を行う参謀がいます。
実際に戦闘を行うのは、兵士たち(士官、下士官以下)ではありますが・・・
(作戦自体は、戦略に基づいて作戦参謀、作戦部が立案する)

有能な司令官の下に、有能な参謀がついていたとしてその作戦自体が成功するとは限らない。
だが、愚かな司令官の場合には、その下に有能な参謀がついていたとしても作戦の成功率はだだ下がりになる。

太平洋戦争における陸軍の「インパール作戦」なんてその最たるもので、司令官がとても愚かだった。
作戦遂行のために一番重要なのは、実のところ「補給」
どんなに優れた軍であっても、食料も弾薬もなければ戦い続けることは困難。
インパール作戦については、補給が困難という事由で参謀たちから作戦の無謀さを再三にわたり司令官に上奏したにもかかわらず聞き入れない。そして意見をした参謀を更迭してしまう。
愚かな司令官の多くは、この補給を軽視するらしく、その上、命令は発しても最前線にはでない。
最前線の現状を見ることもなく「米がないなら草を食え!」「弾がないなら素手で戦え、手がなくなったなら足で、足がなくなったなら口で戦え!」なんて訓示を平気で出す。
そんなことだから、最前線の現場指令が現状に耐えられなくなり、上位司令官の命令から離反して現場司令の判断で退却をするなんて事になる。(命令違反だから軍法会議ものだけど)
で、作戦の失敗責任を現場指令/指揮官へ押しつける。
あまつさえ、その司令官は、戦後になっても(生き残った)最終的には、自己弁護、責任回避を続けてた。

じゃ、優秀な司令官の下に無能な参謀がついていたとする。
参謀の役目は、刻々と変化する戦況を鑑み司令官に助言するわけだけど、状況分析、状況判断を誤った助言をすれば、司令官が誤った命令を発することになるので戦況を有利に運ぶ事なんて出来るわけがない。

どうやって有能か無能かを判断するかについては、結果でしか判断できないから何ともいえないけど、歴史的に観て、無能である場合、ほぼ利己的な性質や行動原理に偏っているような気がする。

とまぁ、以上ただの戯れ言でした。

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